【ウズベキスタン旅行】青の都サマルカンド|イスラム建築巡りとローカルグルメ

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ぽや妻
ぽや妻

こんにちは!
ぽや妻@poyatabi)です。
2023年10月末〜11月頭にウズベキスタン旅行に行ってきました。旅行5〜6日目、サマルカンド観光の様子(後編)。青の都の定番スポットを巡っています。旅の様子を動画にまとめましたのでご覧ください。

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サマルカンド|イスラム建築巡り&ローカルグルメ

画像をクリックするとYouTubeに移動します

↑ウズベキスタン旅行|5日目〜6日目|サマルカンド滞在(後編)の様子を動画にまとめてみましたサマルカンド前編はこちらからご覧ください。

ウズベキスタン旅2023まとめてご覧になる場合はこちらの再生リストからどうぞ。

今回の旅で利用したSIMカード

今回の旅は韓国経由(帰りにストップオーバー)だったので、ウズベキスタンでも韓国でも使えるタイプのSIMをAmazonで購入して持参しました。

【アジアsim】アジア周遊 28カ国 10日間10GB Truemove

口コミには『ウズベキスタンで使えない』というのがあって大丈夫かな…と思っていましたが、ぽや家の場合問題なく使えました。不安定になったときは再起動すると治ります。

10日間用を買いましたので、日本を出発する日から帰国するまで使えたので、日本にいるうちにSIMを差し替え(日本でも使えるSIMです)、自宅に戻ってからのんびりSIMを入れ替えることができて便利でした☺

サマルカンドのイスラム建築を巡る

※旅行当時(2023年10月末)のレートは1スム=0.0125円

グーリ・アミール廟|

サマルカンド2日目の午後はグーリ・アミール廟からスタートです。
入場料は2023年秋の時点で大人1名(カメラ込み)で50,000スム(≒625円)でした。

グーリ・アミール廟はティムール朝の初代、ティムールが眠るお廟です。
本来は(王位継承者だったが突然亡くなってしまった)ティムールの孫のために作られたものですが、その後、明への遠征途中に体調を崩して無くなってしまったティムール本人もこちらのお廟に埋葬されました。その後、ティムール朝の歴代の王族以外にティムール縁の人物(心の師など)も一緒に埋葬されています。

かつてはメドレセ/神学校やハーンカー/修道場(キリスト教でいうところの修道院)も併設されていました。

美しいドーム。壁面のタイル装飾も見事です。

霊廟内部や外壁にあるムカルナスが美しい。

そして霊廟内部は黄金の世界です。

青と金が鮮やか!!

装飾は立体的で、デザインがすごい。時を経ても古さを微塵も感じない。モダンだな〜って感じますよね。魅入ってしまいました。

黒い墓石がティムールのものです。こちらは棺ではありません。地下にある棺の場所を表す墓石です。

霊廟内の豪華絢爛とは一転、外壁の装飾は可憐でさわやかで可愛い。

おいてあるベンチですら可愛い。伝統織物のアドラスがこれまたモダンで、超おしゃれだなと思いました。

ルホボド霊廟

グーリ・アミール廟からすぐの場所にある、イスラム神学者で神秘主義者シェイク・ブルハネディン・サガラジのお墓です。

アミール・ティムール像

グーリ・アミール廟からすぐの場所にティムールの座像があります。

ティムールの像はウズベキスタンの3カ所にあり、ひとつがここサマルカンド(座像)、首都のタシケントに騎馬像、今回訪れていませんが、ティムールの故郷であるシェフリサーブスに立像があります。

Gumbaz Osh|サマルカンド風プロフのお店

午前の観光を終え、遅めのランチです。ティムールの座像から近い場所にあるウズベキスタン料理のお店に来ました。

地下のお店ですが天井が高く明るくてかわいい内装。

こんな感じで注文。サマルカンド風プロフとトマトサラダ(アチチュク)、焼きラグマン、飲み物はチャイ(緑茶)にしました。『チャイ』と言って注文すると、紅茶と緑茶どっち?って聞かれるので、お好みのものを指定しましょう。

初めての焼きラグマン。味はこってりした焼うどんという感じ。

ぽや家的にはスープのラグマンのほうが美味しく感じました。というのも、プロフも油たっぷりのお料理なので、ここに焼きラグマン(これまた脂っこい)を重ねるとだいぶ重い食事になります。スープ入りのラグマンはそこまで重くないのでプロフに合わせても大丈夫だと思います☺

お会計は全部で79,000スム(980円くらい)でした。

シャーヒ・ズィンダ廟群

昼食後はいよいよ青いタイル装飾で有名なシャーヒ・ズィンダ廟群へ。平日午後3時過ぎですが人が多かったです。

シャーヒ・ズィンダ廟群はアフラシャブの丘の南にある聖地で、霊廟やモスクの複合体です。建設当時40ヶ所ほどあったということですが、現在は14ヶ所が残っています。

シャーヒ・ズィンダは『生ける王』という意味。この呼び名は伝説がもとになってます。

預言者ムハンマド(イスラム教の創始者)の従兄クサム・イブン・アッバースがこの地にイスラム教の布教に来た時代、サマルカンドはゾロアスター教を信じる人々が住む場所だった。ある日、ウサム・イブン・アッバースがモスクで礼拝をしている最中にゾロアスター教徒に襲われ、首を刎ねられてしまう。しかし彼は(首が落ちているにもかかわらず)礼拝を続け、礼拝が終わると自分の首を抱えて地中深くにある井戸へと入って行った。彼はその場所で永遠の命を得て今もそこに生きている…そしてイスラムの危機があれば救いに現れる…
…という伝説です。

11〜19世紀にかけて建設された霊廟には、アッバースの霊廟の他、ティムールの親族や部下の霊廟もあります。

奥に進むとその先は撮影禁止の礼拝堂になっていて、とても厳かな雰囲気です。

霊廟は引きで観ると青が美しい綺麗な建築物ですが、寄りで観てもタイル細工が繊細で美しく、ずっと眺めていられる場所です。

タイルの模様が本当に綺麗だったり可愛かったりして素敵です。

見学は朝がおすすめ

ぽや家が行った時間帯は午後(しかも夕方近く)だったので、霊廟の青い壁は逆光でした。午前中のほうが光が当たって綺麗だと思います。

バブル・シャシリクハナ

この日の晩御飯は↑こちらのレストランでシャシリクにしようと思っていましたが、ぽや家が行った時間帯にはすでにチキンと野菜の串しか残っていませんでした。
…というわけで、前日と同じお店に行くことにしました。

Shokhrukh Nur|シャシリクの美味しいレストラン

この日も前日と同じこちらのお店で晩御飯。英語が通じますし、カード払いもできてスタッフさんも親切なのでおすすめです☺

この日は牛肉スープにしてみました。

トマトサラダ(↑こちらは食べかけですが)はラージを注文。トマトとキュウリと玉葱のシンプルなサラダですが、シャシリクに良く合います。付け合わせの玉葱のピクルス(スライス)も美味しい!

お会計は全部で120,000スム(1500円くらい)でした。

ローカルなお店で買ったケーキが美味しかった

激甘を警戒して1個しか買わなかったケーキ…。これがとても美味しかったのです。なんというケーキなのかわからない…1個8000スム(100円くらい)でした。ケーキ屋さんだったんですが、他にも謎ケーキがいろいろ売っていたのでもっと買えばよかった…!!(次回行くことがあればぜひあれこれ食べたいと思います)。お味のほうはなんとなく懐かしい感じの味。見た目の素朴感も良いなと。

ビビハニム・モスク

正面にある大きな門(イーワーン)。
ビビハニム・モスクの入場料はカメラ込みで一人50,000スム(625円くらい)でした。

中に入っても大きい&広い!

中に入ると中庭に大きなコーランの書見代があり、そこに大きなコーランが置いてありました。この周りを願い事をしながら3周すると願いが叶うらしいですよ。

中庭が広々していて、とても穏やかな場所です。お土産物屋さんも少なく落ち着いた雰囲気。

写真や動画ではなかなか伝わらないのですが、大きな建物です。15世紀には、イスラム世界で最大かつ最も壮大なモスクだったそう。

ドームの下はこのような感じで廃墟感漂っています。モスクの大部分はソビエト時代に修復されたものです。

ビビハニム・モスクの正面に向かい合ってビビハニム廟が建っています。

ビビハニム・モスクのすぐ隣がシヨブ・バザール。レギスタン広場からシヨブ・バザールまで電気自動車(カート)が走っています。片道5,000スムでした。降りたい場所で降ろしてもらえるようです。

ハズラティヒズル・モスク

シヨブ・バザールからのびる道の先に、ハズラティヒズル・モスクがあります。

陸橋を渡って行きます。

元々はゾロアスター教の寺院があった場所に建てられたモスクです。チンギス・ハーンに破壊された後に建て替えを繰り返し、現在の姿になりました。

初代ウズベキスタン大統領のカリモフ(サマルカンド出身)もここに眠っているそうです。

お天気が良い♪
このモスクからの眺めも素晴らしいので、お天気の良い日にぜひ訪れてみてください♪
真中に見えているのはビビハニム・モスクです。

レギスタン広場

サマルカンドの代名詞といっても過言ではないレギスタン広場。美しくて、滞在中何度も足を運んだ場所です。朝・昼・夜、どの時間帯でも絵になります。

3つの神学校(メドレセ/マドラサ)が建ち並ぶ大きな広場。正面に向かって左側(メドレセ)がウルグベク・メドレセ、右側がシェル・ドル・メドレセ、正面がティラカリ・メドレセです。

ウルグベク・メドレセ|3つの神学校のうちで一番古い

ウルグ・ベクはティムールの孫にあたり、4代目の君主です。天文学者としても有名でした。1420年にウルグ=ベクによって建造され、メドレセのファサード丈夫には星形のモチーフがちりばめられています。

入り口の装飾も綺麗。

ウルグ・ベクにちなんでか、日時計もありました。

中の展示。宇宙っぽいですよね。

ソ連時代の修復で今の姿になっていますが、ミナレットが大きく傾いていたんですね!(引っ張って直したようですね)

レギスタン広間に行くと、建物があちこち歪んているのに気づくと思います。これだけの重量を支えるわけですから、崩れたり歪んだりしますよね〜。

シェル・ドル・メドレセ|2番目に建てられた

ウルグ・ベク・メドレセの正面には虎の絵がユニークなシェル・ドル・メドレセがあります。

鹿を追いかける虎(獅子という説も)の背中から太陽(顔)が顔を覗かせています。白鹿は学問、虎(獅子)は学生、人間の顔をした太陽は王を表すそうです。

本来、イスラム今日は偶像禁止ですが、ここでは正面の目立つ場所に虎や太陽が描かれているのが特徴です。

中はお土産屋さんや民族衣装を着て写真を撮ってくれるお店などが入っています。

ウズベキスタンのお土産屋さんは強引な呼び込みなどが無いので、のんびり観て回ることが出来ます。

ティラカリ・メドレセ|3つの中では一番新しい

ティラカリは金箔という意味だそう。

タイル装飾がどのメドレセも美しいんですよね〜。

中に入ると黄金の世界。前日の夜にも中に入りましたが、昼間のほうがよりギラギラして見えました。

青と金の色彩が眩しい。

夜のライトアップも綺麗です。詳しくは↓こちらの記事をご覧ください。
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Chorsu |ローカルなレストラン

この日もこちらのお店でランチ。

ご飯の前なのにソフトクリームを食べることにしました。

1個5000スム(63円くらい)。苺バナナ味とチョコバニラ味。どちらも美味しかったです。

奥の食堂でランチ。この日はプロフがあったので注文!前日に食べて美味しかった肉団子スープ(サマルカンドナンが付いてくる)も追加。お茶は無料で出てきました。全部で45,000スム(570円くらい)でした。

安くて美味しくてお店のお姉さんがテキパキ親切で、大好きなお店になりました。何より客層が子供からお年寄りまで幅広く、ローカル感がたまりません。

サマルカンド駅

サマルカンド3日目の午後、アフラシャブ号でタシケントに移動しました。滞在ホテルからYandex Goで駅まで移動。旧市街から駅までは22,000スム(≒275円)。

他の駅同様、入り口で荷物検査があります。

駅構内はとても綺麗。

1階に売店やATM、トイレは地下にありました。

駅構内にサマルカンドナンのお店がありました。ローカル客の皆さんがどんどん買って行く…

丸々1個はさすがに多いので無理だな…と思っていましたが、小さいサイズがあるのを発見!!小さいサイズのサマルカンド・ナン、1個5,000スム(≒63円)。
焼きたてでまだホカホカ!むっちりしていて少し塩味がついていて美味しかったです☺(ジャムとバターがあったら大きい方でもペロリといけたかも)

タシケントでは2泊します。(つづく)

サマルカンドで泊まったお宿

サマルカンドで2泊したホテルについては別動画/別記事にまとめますので、今しばらくお待ちください☺

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