【インドネシア|ジョグジャカルタ】ジャムウ作り&バティック工房見学

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ぽや妻
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こんにちは!
ぽや妻@poyatabi)です。
2025年5〜6月に行ったインドネシア旅。ボロブドゥールでの文化体験についてまとめてみました。

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はじめに

こんにちは!ぽや妻です☺
ぽや旅で旅の計画・手配・記録(YouTubeで旅の様子をまとめる)を担当しています(YouTubeチャンネル【ぽや旅】もぜひご覧ください♪)。チャンネルのご登録&ベルマーク(通知)ONもしていただけますと嬉しいです♥

プラタランヘリテージボロブドゥール滞在記|画像をクリックするとYouTbeに移動します

YouTubeにルームツアー&ホテル滞在の様子をまとめた動画を公開しましたの。ルームツアーの他、レストランや文化体験についてもまとめていますので、ブログ記事と併せてご覧ください☺ ジャワ島旅行記Vlogもあります。旅の様子をまとめてご覧になる場合はこちらの再生リスト|2025ジャワ島の旅からどうぞ。

ジャムウ作り体験|プラタラン・ヘリテージ・ボロブドゥール

プラタラン・ヘリテージ・ボロブドゥールホテル滞在中にジャムウ作り体験をしました☺ これがとても楽しかったです!

ジャムウ|Jamuって何?

ジャムウ(Jamu)はインドネシアの伝統的なドリンクで、ハーブ・香辛料・根・花・果実など自然由来の素材から作られる健康飲料または治療薬です。何世紀にもわたって受け継がれてきたインドネシアの生活文化の一部になっています。※体に塗ったりお風呂に入れたりもするようです。

プラタランホテルの朝食でも置いてあったジャムウ。ハーブ飲料で健康によくて、いろんな味(甘かったり辛かったり苦かったり)がします。

今回はジャムウの味見をしたり実際に作ってみたりしました。先生はホテルの朝食に出されているジャムウを作っているスペシャリストです。

ジャムウ作り体験スタート!

材料の説明とジャムウの味見をしてから、早速ジャムウ作り開始!
クニットアサム(Kunyit Asam)を作ります。

まずはウコンの皮を剥きます。

皮を剥いたウコンを石臼に入れて…

潰します! 打つべし!打つべし!打つべし!!

粉砕したウコンはぐらぐらに煮立ったお鍋に投入(お鍋の中身はお湯)。

ウコンの他にタマリンド(甘酸っぱいマメ科のフルーツ)、椰子砂糖を入れてよく煮ます。

煮えたらザルで濾して完成! 自然なものだけで作られた健康ドリンクです。

出来立てホカホカのジャムウをいただきました。えぐみがありますが甘さもあって美味しい!後味は生姜系の辛みがあります。身体が温まって健康になりそう♪

ジャムウについて

ジャムウ(Jamu)
特徴内容
起源主にジャワ島で発展。古代ジャワの宮廷文化(マタラム王国など)に由来。
目的健康維持、美容、滋養強壮、産後ケア、デトックス、ホルモン調整など。
形状飲み物(液体)として飲むものが多く、黄色や茶色、緑色などが一般的。
粉末やカプセル、ペースト状のものも。
製造昔は家庭や村の薬草医(ジャムウ職人=エンポ)が手作りしていた。現在は工場製品やドリンクスタンドでも入手可。

よく使われるジャムウの材料
素材効果
クニット(ウコン/ターメリック)抗炎症・デトックス・肝機能サポート
ジャヘ(ショウガ)体を温める・消化促進・風邪予防
クニットアサム(ターメリック+タマリンド)美肌・整腸・女性ホルモン調整
ケンコン(テンペ用の植物)血糖・コレステロール調整
シナモン、クローブ、レモングラス抗酸化・殺菌・香り付け

ジャムウの代表例
名前説明
クニットアサム(Kunyit Asam)ターメリック+タマリンド+パームシュガー。甘酸っぱい女性向けの健康飲料。
ベラガ(Beras Kencur)米+アロマショウガ(ケンチュール)+パーム糖。疲労回復・胃腸にやさしい。
ジャヘメリ(Jahe Merah)赤ショウガを使ったピリ辛ジャムウ。体を温める冬向けドリンク。
ジャムウ・トロ(Jamu Pahitan)苦い系。解毒・糖尿予防・ダイエット用。
ジャムウ・クチュール(Jamu Kecut)産後ケア用。骨盤や子宮の回復に使われる。

アフタヌーンティー

ジャムウ造りの後はアフタヌーンティー。

本当は外に素敵なテーブルが用意されていましたが、雨が降ってきてしまったのでレストランに避難しました。

甘いものだけではなく、春巻きなどの塩味系もあって、のんびりお茶を楽しめました☺

バティック工房見学|TINGAL ART

バティック工房の見学にも連れて行ってもらえました。ここもとても楽しかったです。

体験ができるのですが、今回は時間がなく見学のみでした。次回ボロブドゥールに訪れた際には体験もしてみたいなと思いました!

バティックとは

バティックは、布地に熱したロウ(蝋)で模様を描き、染色と防染を繰り返して仕上げる伝統的な染め技法です(いわゆるろうけつ染め)。インドネシアの民族衣装(ケバヤなど)や日常着・儀礼用衣装などに用いられています。

ユネスコはインドネシアのバティック文化を2009年に無形文化遺産に登録しました。特にジャワ島のバティックは、その伝統と芸術性の両面で高く評価されています。

バティックはジャワ島が本場。こちらの蝋を溶かして使います。

溶かした蝋を布に乗せるペンのような道具、チャンティン(Canting)。小さな銅製のカップ(nyamplung)と細い注ぎ口(cucuk)でできています。

蝋が乗った部分が染まらずに残ります。多色刷りにする場合は蝋を載せて染める作業を繰り返す必要があるので時間と手間がかかります。蝋は煮沸して取り除くことができます。

ジャワ伝統の柄もいろいろあって、モダンで可愛い柄が多い印象。手染めのもの、自然染料のもの、化学染料のもの、機械プリント柄などいろいろありますが、やっぱり手染めかつ自然染料のものが味わい深い感じがしました☺ 

ジョグジャカルタにまた行きたい!

ボロブドゥールはぽや夫と再訪しようと思っているので、きっとまた行くんじゃないかと思います。その時はのんびり滞在してみたいですね〜。

宿泊ホテル|プラタラン・ヘリテージ・ボロブドゥール

プラタラン・ヘリテージ・ボロブドゥールはユネスコ世界遺産ボロブドゥール寺院からほど近く(車で7分くらい)、ジャワの伝統とコロニアル様式が融合したラグジュアリーリゾートです。美食、文化体験、豊かな自然が調和する大人の隠れ家。何泊かしてのんびり過ごしたいホテルでした。

ホテルについては↑こちらの記事に詳しくまとめていますので、併せてご覧ください♪

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