
こんにちは!
ぽや妻(@poyatabi)です。
2025年5〜6月に行ったインドネシア旅。ブロモ山観光のために宿泊した素敵なホテルをご紹介します!
はじめに
こんにちは!ぽや妻です☺
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夕食時に観た民族舞踊が素敵だったので調べてみました

ブロモ山観光で宿泊したプラタラン・ブロモのディナー時に観た民族舞踊が全く知らない舞踊だったので、気になって調べてみました。
踊りそのものは日本の獅子舞に似ていて、口がパクパク閉じたり開いたりして噛みつく動作があります。音楽はゆったりしていて静かで優雅。不思議な感じ。
特徴的なのは仮面ですが、一般的にバロンというと獅子っぽさがあると思うのですが、このダンスでは龍やワニのように顔の部分が長細く、頭の後ろに光背のようにバロンっぽい絵が描いてあります。この薄い板の部分の背面には牛の角のような絵が描いてありました。
どういうダンスなんだろう…??
バロンガン・ダンスとは?
ホテルのバトラーさんに確認してみると、バロンガン・ダンスだということがわかりました。
Barongan(バロンガン)は、ジャワやバリに伝わる「バロン(Barong)」に由来する芸能で、獅子や霊獣の仮面を使った舞踊劇。特に東ジャワでは、
- 仮面を被った演者が激しく踊る
- 音楽(ガムランや打楽器)とともにトランス状態に入る演出
- 善と悪、神と精霊の戦いを表現
といった要素を持っているようです。
地域によって東ジャワでは「Barongan」または「Caplok」、中部ジャワでは「Reog(レオッグ)」の一部として登場することもあるよう。
バリ島では「Barong Dance(バロン・ダンス)」として洗練された形で残っているのは有名ですね。

バロンガンダンスで検索しても違うものが沢山ヒットしてしまう…

↑私が観たのはこれじゃない…。バロンガンダンスは地域によってバリエーションがあることがわかりますね。
あれこれ検索をかけてみると、『Tari Caplokan Barongan』や『Barongan Jaranan』で検索するとそれらしいものが出てくるようになります。
チャットGPTに聞いてみたところ↓
Tari Caplokan Baronganはインドネシア東ジャワ・クディリ(Kediri)地域に伝わる伝統舞踊で、「caplok(かみつき)」という動作を特徴とするBarongan(バロン=霊獣)舞踊です。
踊り手は牛や龍のような霊獣の仮面をつけ、村の安全や繁栄を祈って舞います。caplokの動きには、悪霊を追い払い、土地を清める意味があります。
ふむ。私がホテルで観た舞踊と特徴が一致しますね。クディリという地域は滞在したホテルがあるブロモ山周辺から西にある地域です。
Barongan Jaranan(バロンガン・ジャラナン)はインドネシア・東ジャワを中心に伝承されている伝統芸能で、「Barongan(霊獣の仮面舞踊)」と「Jaranan(馬を模した舞踊)」が融合したスタイルの舞踊だそう。
Barongan:龍や獅子、牛などの霊獣の仮面を使った舞
Jaranan:馬(jaran)を模した竹製の馬に乗って踊る舞
↑これらが組み合わされ、霊的な要素・戦い・トランス状態が加わる神聖かつ民俗的なパフォーマンスになるそう。
ネット上に公開されている映像を観ると、お祭りやイベントで披露されているようです。
インドネシア各地の民族舞踊を観てみたくなった!
バリのバロンダンスは知っていましたが、他の地域にもテイストの違うバロンダンスが多く存在していることを知りました。
インドネシアは大きな国。アジアの赤道地帯を横断するように広がる超巨大な島国は場所によって文化・言語・宗教も大きく異なり、多様性が非常に豊かだということがわかりました。
次に東ジャワに行く機会(ぽや夫と一緒に行きたい!)には、このダンスをまた観てみたいです。定期的に公演している場所ってあるのかなぁ…? ご存じの方いらっしゃいましたら教えてください!!